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「に」から始まる用語辞典

二重給水
建物や施設における給水システムの一種であり、通常は水道設備に関連して使用されます。このシステムでは、二重の水源を使用して水を供給することで、信頼性の向上や緊急時の備えが可能となります。
一般的に、二重給水システムには次のような特徴があります。

●冷水と温水の二重供給
冷水と温水の両方が別々の供給源から供給される仕組みです。これにより、冷水と温水を効率的に管理できます。
●二重の配管システム
冷水と温水は別々の配管で供給され、それぞれの目的に応じて利用されます。例えば、冷水は飲料用や一般の使用、温水は洗浄や暖房に使われます。
●安全性と信頼性の向上
二重の給水源を持つことで、一方の水源に問題が発生してももう一方の水源から水を供給できるため、システム全体の信頼性が向上します。また、緊急時にも対応が迅速に行えます。
●バックアップとなる給水源
一方の水源に何らかのトラブルがあった場合に備えて、もう一方の水源がバックアップとして機能します。

二重給水システムは、特に病院、ホテル、大規模な商業施設、高層ビル、工業施設などで一般的に採用されます。信頼性や安全性が重視される場所で、給水に対する冷暖房のバランスや安定性を確保するために利用されます。



認定水量
一般的に水道料金や利用料金の計算に関連する用語であり、特定の期間(通常は1か月)における一定量の水の使用量を指します。この量は、水道事業者によって定められ、ユーザーがその範囲内で水を利用する際の基準となります。
認定水量を超える水の使用量に対しては、超過分に対して別途料金が課されることが一般的です。通常、料金体系は以下のように構成されています。

●認定水量(定量)
あらかじめ定められた期間ごとの基本的な水の使用量であり、一定の料金が設定されています。これは、通常の生活に必要な基本的な水の量をカバーするものです。
●超過料金(変量)
認定水量を超えた水の使用量に対して別途料金が発生します。この料金は、超過した水の量に応じて計算されます。
●料金単位
認定水量および超過料金は、通常「立方メートル(m3)」や「ガロン」などの単位で計量されます。

認定水量は、地域や水道事業者によって異なる場合があり、また、居住者の人数や生活スタイル、地域の水資源状況などに基づいて設定されます。水道料金体系は、公平かつ効率的な水の利用を奨励し、水資源の適切な管理を促進する目的で設計されています。



二次供給水道
水道システムにおける水の供給段階の一つを指します。水道システムは一次供給と二次供給の二つの段階に分かれており、二次供給は一次供給の後段階であり、家庭や事業所などの個々の利用者への水の供給を担当します。
具体的には、二次供給水道は以下の特徴を持ちます。

●家庭や事業所への供給
二次供給水道は、一次供給から送られてきた水を、家庭や事業所などの個々の利用者に供給する段階です。
●配管網とポンプ
二次供給水道は、配管網を通じて送られてきた水を、ポンプや弁を用いて効率的に利用者へと供給します。
●水道メーターの設置
二次供給では、各利用者の所在地に水道メーターが設置され、利用量が計測されます。これに基づいて利用料金が請求されます。
●水質管理と安全性確保
二次供給水道では、送られてきた水の水質を管理し、利用者に安全で清潔な水を供給するための措置が取られます。

一次供給水道が水源からポンプや浄水施設を通じて送られてくる水の段階であるのに対し、二次供給水道はその後の段階であり、家庭や事業所などの利用者が水を受け取る段階です。このように、二次供給水道は水道システムの重要な要素であり、水の安定した供給と品質管理が重視されています。



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