南部地域のご紹介
大牟田市は、福岡県の一番南に位置しています。大牟田市の南部は、熊本県と接しています。東部は、三池山をはじめ大間山などの小高い山が連なっていて、西部では、有明海に面する干拓地や埋立地が広がっています。大牟田市内を流れる一級河川はありませんが、大牟田川や諏訪川など二級河川が4本流れていて干拓によって整備された耕作地で米や野菜が生産されています。大牟田市は、昭和時代前期のエネルギーであった石炭産業を中心とした鉱工業都市として発展してきましたが、1997年三池炭鉱が百有余年に及ぶ歴史に幕を閉じたことで産業が停滞しました。
柳川市は、福岡市から南に約50km位置する人口7万2千人ほどの市です。柳川市は、見渡す限りに広がる農地、先人の知恵と技術の結晶である網目のように広がる掘割、独特の生態系を持つ有明海などの自然に恵まれていながら、西鉄天神大牟田線で福岡市の中心部である天神からわずか45分で来ることが可能です。
八女市は、福岡県の南部に位置しています。八女市の面積は39.34平方Km~平成22年の近隣2町2村との合併後482.44平方Kmに拡張し総面積が県内2位となりました。八女市の中南部は平野、北東部は森林で占められている中核都市です。八女市の中央部を国道3号線が南北に、国道442号が東西に走り、西端には九州縦貫自動車道が通じ、八女インターチェンジがあります。豊かな大地に育まれて古代から栄えていました。八女丘陵には、岩戸山古墳をはじめ多くの古墳があります。
みやま市は、福岡県の南部に位置していています。みやま市域の多くは筑紫平野(筑後平野)に含まれる平地となっていて、市の南西部は有明海に接しています。みやま市は、古くは矢部川を水上交通路として利用したり街道が通るなど陸上交通の要衝であったので瀬高町上庄下庄の両地区は古くより市街化し宿場町として栄えていました。現在では、酒造が盛んです。
うきは市は、福岡県の南東部に位置しています。うきは市は、南に耳納連山を抱き、北に筑後川が流れている自然に恵まれた地域です。うきは市は、筑後川の南に広がる平坦部、平坦部と山間部との間にある山麓部、耳納連山に属する山間部に区分されます。平坦部は肥沃な水田地帯が広がり、山麓部には果樹地帯が形成され、山間部は棚田などを含む森林となっています。
大川市は、昭和29年4月1日に大川町を中心とした三又・木室・田口・川口・大野島村の6か町村が「町村合併促進法」に基づいて合併して誕生しました。大川市は、福岡県南部の主要都市を結ぶトライアングルのほぼ中心に位置しています。大川市は、筑後平野の中央に位置し筑後川が市の西部を流れ有明海に注いでいます。また、大川市内を延べ300Kmにもわたるクリークが縦横に走り独特の景観を有しています。