2階に浴室がある場合には、1階の間取りに気をつける
建物の構造を考えて1階に設置することが多い浴室ですが、さまざまな事情から2階へ設置をしている方もいらっしゃいます。構造上利点も多いので2階浴室ですが水漏れするトラブルについて1階以上に注意をする必要が出てきます。注意するべき理由や水トラブルが起きた場合の対処法をご説明しておきます。
自宅の間取りを自由に決めれる注文住宅ですが間取りの関係上、人気が高まっているのが2階に浴室を設置する方が多くなってきています。これまでは1階に浴室を設置するのが当たり前とされてきましたが2階に設置するとどのようなメリットがあるか考えていました。
★二世帯住宅に対応しやすい。
★土地面積が限られて1階に駐車場にするスペースのため。
★プライバシーが守られやすい。
など、親世帯と子世帯が一緒に生活する二世帯住宅。親世帯を1階、子世帯を2階に区別する場合、子世帯用の浴室が2階になります。また、外からの目線が気になりにくくなれば窓を開けるのをためらうこともなくなるからでしょう。
2階に寝室と浴室を設置すれば、「お風呂→寝る」「お風呂→着替え」「起きる→シャワー」といった住生活にも効率が良くなり時間短縮にもなるからでしょう。また、来客が脱衣所に迷い込んで気まずい思いをするというリスクも低減することができます。
上記のような理由で、あえて浴室を2階に設置する方も増えてはいますが忘れてはいけないのが水漏れに関するデメリットが大きくなると言う点です。
2階お風呂を検討するのであれば、デメリットについてもしっかりと頭に入れてから1階の間取りを決めましょう。